株大幅安、 初心者がやってはいけないことを伝説の相場師から学ぶ②

リバモア②

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伝説の相場師ジェシー・リバモアは、株取引の要諦は次の3点だと強調します。

1. タイミング
2. 資金管理
3. 感情の制御



前回はこの3点の基本的なところについて、リバモアの考えかたを中心にして、「これをやれば絶対に負ける」をお伝えしましたが、今回は個別具体的に「こんな考え方で、こうすると、ほぼ負ける」です。


今回は1番目のタイミング編を、自戒を込めてこんなことをやったら、やっぱり退場だよねと思える30を真逆的にお伝えします。

さて、あなたは何個気になるところがあるでしょうか?

 

1.投下した資金の10%以上の損失を出してはならないなど、どんなことがあってもそこから退避する明確なルールを決めていない。


2.巨大な利益は「座して待つ」ができず、少し利益がでると直ぐに利食いをしたくなる。


3.なんか少し取れそうな雰囲気だけでエントリーし、すべての要素が好都合の状態になった時をみすまし、取引をすることができない。


4.いつも相場に入っていないと利益を逃すと落ち着かず、しばしば休みを取り、相場から完全に離れる機会を持たない。


5.相場全体や個々の銘柄、いづれについてもトレンドに配慮したり確認しようとしない。
相場全体の流れを思惑と逆の方向に動いているのに、近視眼的になり状況が極端に不利であるとは思えない。

6.「潮目をみて、流れに逆らわず、強風下には船を出すな」ということわざを
忘れてしまっている。


7.間違いをおかした場合になすべき唯一の行為は過ちを認め、正しい道に戻ることであるのに株に対しては間違いを認められずとことん粘る。


8.個々の銘柄の値動きが、特定の性格をしめすことに注意を向けず、活動的、慎重、神経質、直接的、論理的、先行き予想が可能、予測不能、といったことに意識を向けない。


それぞれの銘柄に注意深い目を向けず、人を観察するように銘柄を見つめることができない。

9.相場がボックス圏にあって横ばいのとき、市場は本質的に停滞している。そうした場合、相場がいつ、どんな方向に動くかを期待したり、予測したりするのは極めて危険なことであることを認識していない。

相場全体、もしくは銘柄自身が動き始め、横ばいからどちらの方向に抜け出すか、じっと待つ必要があることを知らない。

現実の動きを確認するのが第一であり、先行きを予測しようとするのが間違いであるのにかかわらず待てない。



10.株価を動かす要因が何か、多大の時間をかけて答えを見つけようとするのは愚かであることに気づいていない。それよりもチャートをしっかり点検する方が重要だとは思えない。

 



最も重要なことは、チャートが何を語っているかであり、チャートがなぜそうした数値を示すのかではないことに気づかない。

 

11.株式市場における値動きの背後にはそれなりの理由、不可抗力が働いているわけだが、その詳細はたいがい後になって明らかになるだけであることを理解していない。

 

12.相場は、上がるか下がるか、横ばいに推移するか、いずれかである。

なのに上昇局面、下降局面、いずれでも利益を上げることは可能であることを理解していない。

自分の好みや主観を持ち込みさえしなければ、どちらかに向かうかは大した問題ではないのに、相場が横ばいになり、方向の見定めに迷ったら、休暇をとることができない。

 

13.「ワン・デー・リバーサル」は危険信号である。当日の高値が前日の高値より高く、その一方で終り値が前日の安値より低い場合、また当日の商いが前日の商いより多い場合、要注意であることを無視する。



14.取引している銘柄が予想とは逆の方向に進み始めたら、すぐに売り払うことをしない。

これは完全な判断ミスなのに、損失を即座にくい止めようとしない。

 

15.種々の要素がなるべく多く好都合な形になるのを辛抱強く待てない。
利益確保には忍耐が求められることに意識が薄く、単純に利益だけを頭に思い浮かべている。

 

16.株価の急激な下落に直面したら警戒する必要がある。急落直後に反騰しなければ、さらに値下がりする可能性が極めて高い。なぜそうなるかの理由は後に明らかとなる場合が多い、心理的なメカニズムを意識していない。

(今回のコロナウイルスショックは、戻りがほとんど見られない。一方的な下落が続いていて、AIアルゴリズムの特徴的な感じが出ている)

17.相場は将来の状況をにらみながら変動している。その時点での状況はすでに株価に織り込まれているのが普通であることを意識していない。

 

18.「売り」か「買い」かのタイミングとして重要なのは基本的な動きが始まった時点、すなわち「ビボタル・ポイント」である。このトレンド変更ポイントをうまくとらえれば、多大な利益が生まれることを活用していない。

 

19.「ピボタル・ポイント」は2つに分けられる。第1は「リバーサル・ピボタル・ポイント」で、基本的な相場の動き、ベーシックトレンドの変化が始まる完全な心理的ポイントである。

第2のピボタルポイントはコンテニューエーションピボタルポイントでリバーサル・ピボタルポイントを追認するポイントである。

(いずれのピボタルポイントもしばしば、商いの大幅増とともに実現されるので留意する必要がある。このピボタルポイントはリバモアのタイミング理論の根幹であった。)

 

20.高値更新はタイミング指標として極めて重要であることを意識しない。

 
高値が行使されるということは、その株の限界的需給バランスが崩れ、最小抵抗ラインが勢いよく上昇していることを意味する場合が多いのに、高値を更新した時点で売却し、安い銘柄を物色し始める。



21.同一業種の株価連動もタイミング指標としては重要であり、株価は単独では動かないことに意識がいかず、好材料をもしくは悪材料は、業種全体に影響を及ぼすことが多いとは思えない。

 

22.業種の中で、主力となる銘柄を選ぶことをしない。

 

23.強気相場になると、多くの銘柄が上昇傾向を示すが、取引の対象を選ぶ場合には相場をリードする銘柄を選ばない。

また、相場をリードする銘柄がつまずいたり、高値を更新しなくなった場合、トレンドが変わるシグナルことに気づかない。

 

24.各業種の主力株を対象とした取引で利益が得られない場合、その時期のマーケットから利益は得られないという見た方ができない。適正なアクションを取っている限り、利益もまた確保されるという考え方ができない。

 

25.株価が思惑と逆の方向に動き出したらどこで清算するか、明確なルールを決めておくことをしない。自分のルールに厳密に従うことがほとんどできていない!

 

26.最も可能性の高いコースに資金を集中させることができない。最初は小口の取引から始め、その結果を見て本格的な勝負に出ることができない。(試し玉)
反対に一度判断が正しいと思うと、一気に資金を投入してしまう。

 

27.予想外の出来事に遭遇すると即座に反応ができず躊躇ばかりする。
予期せぬ幸運にも疑心暗鬼で入れず、悪い出来事にも即座に撤退ができない。

 

28.長期に及ぶ上昇トレンドの後、大商いが出現し、相場が湧きかえったら警戒しなければならないのに準備ができない。
こうした状況は、従来のトレンドが終息する間際に起こることを知らない。
この大商いは、建玉が強者の手から弱者の手へ、すなわちプロから素人の投資家に移動していることを意味することを知らない。

この大商いを市場が活況な証拠と勘違いをして、流れが大きく変わる節目とは見えない。

 

29.インサイダーが保有株式を処分するのは上昇局面だと信じがちで、これはしばしば錯覚であることを知らない。


30.インサイダーの大部分が購買意欲の確かさを見て保有株式を売却した結果、高値が更新され、その株が市場にだぶつき始め、乱高下し、ゆっくり下落局面に入り始めたに過ぎないことを気づかない。



このとき出来高はピークとなるが、しかししばしば、もはや高値は更新されず、必要以上の株が供給され、市場にだぶつくようになることに気づかない。

参考:「世紀の相場師」ジェシー・リバモア(Richard Smitten)

 

つづきはこちらの「資金管理」です!

  ↓   ↓

株急落で初心者の勉強が始まる、伝説の相場師の資金管理③

 

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