国民年金の意外と知らないお得性、フリーランスで未納や滞納はもったいない。

 ハイ!Saruです。

若いフリーランスも国民年金を甘くみると大変だ!
友人の息子が就職氷河期世代でご多分に漏れず
派遣でなんとか食いつないでいる。


IT関連のシステムで保守をやっているらしい。


深夜勤務も週3から4で不規則が続く、
年齢も30代後半となり、ストレスからか、禁煙していた煙草も
どうしても止められず、ぶくぶくの体は不健康が目立つ。

社会生活のルールに無頓着


派遣といっても、複雑なルートで、会社みたいなのが
3つぐらい間に入っているそうで、友人は息子から聞いても
一度では理解できず意味不明なのだ。

本人は正社員と変わらない仕事を
やるわけで、一見普通のサラリーマンのつもりだろうが、

これが自分の生活している国のルール=社会保障制度を
あまりに無知=理解していないと友人は嘆く。

 

個人事業者扱いとなり、会社員なら税金も保険、源泉や天引きされるのだが
自分ですべてやる必要がある。



働いたお金は銀行に振り込まれるが、ズボラな彼はそれをすべて

使えるお金だと錯覚を起こす。



いや、本当は少しは知っているのだが、一旦、崩れだすと

結構、人間はヤラカスと思う。



きっちりと意味を理解して、ライフプランを作って見える化

しておけば、極端なことにはならないはずが、とんでもないことが

発生しているんだね。これがまた、

 

フリーランスは国民年金加入義務者

 

自営業者、学生、無職などの人は、国民年金の1号被保険者となり、

国民健康保険に加入義務があり、自営業者である彼は
基本
税務申告が必要となる。

この辺の認識が甘くて、年金、保険、所得税や住民税などの

督促や延滞税の支払いが頻繁に起きている、とくに市役所からの
滞納は60万円を超えてびっくりしたという。


これまでも友人は将来の息子を心配して、年金や税金の支払いを代わりにしてきた。

しかし、ここに来て本人に自覚がないと無駄と気づき、

本人が責任もって払うようにと方針を変えた。


こんな親御さんは全国に少なくはないのではと想像してしまうし、

 

現在、友人の息子と同じような境遇にいる人も多いのではないかと思う


ということで、今回は、自営業やフリーランスの
国民年金について考えてみよう!

20歳から60歳未満の日本国民ならば強制加入となる、
任意ではない。

先の息子も保険料滞納と言われても保険という
呼称からか軽く考えたり、そんなどうなるかわからない
未来の話だろう程度の認識だという。


そして、
全国民が入る国民年金(老齢基礎年金)はもらえる金額が少ないと

多くの人が感じているのはないだろうか?

僕もその一人ではあるのだが。

 

それは、毎月の暮らしを支えるにはかなり厳しい額だからである。

 

それとは別に支払った額と将来支給される額とを冷静に見てみると
また違う景色が見えてくる。

 

お得かどうか単純計算

結論から言うと、

単純計算してみるとわりとお得な年金であることがわかる。


国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の
2019年4月からの一月当たりの国民年金の保険料は16,410円です。
年間にすると196,920円、40年間では7,876,800円となる。



保険料掛金の変動や公的年金の加入者(被保険者数)の減少率や
平均余命の延びを考慮して年金額を調整するマクロ経済スライドの
の話はおいておくとして、

 

20歳から60歳までの40年間しっかり払った場合の
受け取る国民年金の満額は年間 780,096円となる。


つまり、一月ではに65,008円となり、
これを10年間受け取ると約780万円となる。


だいたい10年間で元が取れることがわかる。



男性の平均寿命に近い80歳まで生きたとして、
65歳から年金を受け取った場合には、10年で元が取れるものを15年間
受け取ることができることになる。


80歳まで生きたなら、780万円納めたものが1,170万円になって
返ってくるわけである。

こんなお得な年金をもらう権利があるのに、

それを未納や滞納で放棄してしまうなんてあまりにももったいないのである。

単純に計算すれば、平均寿命ぐらいまで生きてきた人はたいてい
得することはわかるのに、
未納・滞納者がいるのは制度が正しく理解されておらず、
マスコミなどに不安をあおられるせいだろう。

 

という識者の話も頷けるのだ。

 

先の友人の息子も
どうせもらえないから保険料を納めたくないという思考だと思うが
もう少し比較して考える必要がある。

 

年金終価係数

 

ここで、資金計画を立てるさいの6つの係数のひとつ、

「年金年金終価係数」が出てくるのだが、

これは、一定期間積立場合の、一定期間経過後の元利合計

を求める場合に用いる係数である。

先の例で仮に、年利2%で複利運用したとして、毎年19.7万円を40年間積み立てると、

合計額はいくらになるか?

19.6万円×60.402(年金終価係数)=1,183.8万円

平成時代からすっかり、預金金利の1%未満に慣れ親しんでしまった感が

あるが、年利2%は少し、眩しく見えるのではないだろうか、

プロの運用投資家でも2%で運用出来たら、上々の出来だと聞いたことがあるが、

リスクをほぼ取らず、素人が運用してこれほどの成果を上げる人は

そんなにいないのではないだろうか?

国民年金も国民健康保険も強制徴収

そして、大きな勘違いの一つで、忘れていること、

公的年金や国民健康保険は任意のものではなく強制徴収の対象でもある。

支払う所得があるのにも関わらず、
滞納が膨らむと督促や差押えで、仕事や生活にも専念できなくなる。

友人の息子は、今も

国民年金、国民健康保険、住民税、税務申告の無申告加算税

不払いなようだ。

仕事が不規則ということもあるが、目の前のお金を
無計画に使ってしまい、怠惰な生活というしかないのだが、
おまけに電気や水道、ガスのインフラまで滞納していたりと
よくやってくれます。

お前は、売れる前の若手芸人かよ!(笑)

こんな彼にもFP3級試験の勉強してもらい、
日本国の社会制度の概要を少し知ってほしいなあ!

なんも考えず、磁石もコンパスも持たず、
好きなことばかり、いつまでもやっていられるほど
甘くないのにね。



あ、うらやましい性格だわね(笑)

友人の話を聞いていて、ふと思ったのは、彼の息子は

そもそも、どうも「自由」というものを勘違いしているような

気がしてならないのだが。

もちろん、彼にも言い分はあるのだろうが。

 

社会生活と自由人

 

社会生活をしている僕等は、大きなもの、細かなものを含め、

社会の基本ルールを守る中でしか結局「自由」というものを
持てないんだと
いうことを。

かなり抽象的ですが(笑)



友人は俺の育て方がまずかったかなと肩を落とす。



年金不安をあおる周りに影響されずに、まずは保険料を納めて公的年金を
老後資金のペースにすることを考えた方が得策だと思う。



まあ、大事ところは老後だけではない

もし、現役世代が病気や怪我などで仕事ができない状態になったとき
要件を満たせず、本来の障害年金の対象となり得ないということも
あるのだ。



これで、家族を持っていたらどういうことが起きるのだろう?

まあとにかく、未納や滞納で督促や差押さえで右往左往し、その対応で
仕事にも影響し、そして大事な自由時間までも削られてしまうのは
なんか本末転倒のような気がする。

そして、国民年金では足りないという場合はもう少し工夫が必要となるが
長くなったので、次回にしましょう!

では、またよろしく。