合気道の稽古再開と課題

パンパカパーン! この度めでたく
合気道の稽古を再開しました。

肩の怪我からなんと2年もかかってしまった。 

原因は、老化と運動不足の合併症と勝手に
判断しているわけですが、
振り返れば、30年以上のデスクワーク中心の仕事、

田舎暮らし故の、戸口から戸口のマイカー通勤は
体を本当に甘やかしてくれます。

稽古以前の問題!
日常的に足で歩くこと、体を使うことが
できていない。

その日は、体調が今一つだったのですが、
わざわざ、仕事を早めに切り上げてきたとの
思いもあり、これ以上、体を楽にさせたらいけないと
道場(体育館)に向かったのでした。

それでも、やはりこういう日は思い切って
休むべきですね。(勇気ある撤退)

周りにも迷惑をかけること間違いなし。

集中力を欠く、「受け」をとっての怪我

以前の僕は、指導者がよく、
技の手本を見せるための「受け」に
指名されたものでしたが、
他の若手が指導者の「受け」をとるように
なってからは、ほとんど「受け」をとる機会は
なくなっていました。
(通常の稽古者どうしの「受け」は勿論
やりますが。)

なぜかこの日は、稽古者も少なく、「受け」専門の若手数
名が休みという珍しい日でした。
まあ、アクシデントが起きる時ってこんなもんでしょう。

「受け」を指名される直前まで、迂闊にも
先ほどまでの仕事の事とか
いろいろと思いを巡らしていたのでした。

心の準備が出来ていないというか
そんなとき、投げ技がきて一瞬、
前受身を取るか、止めるか、
思いと動作に
ずれが生じる。

武道を志すものとしては、あるまじき精神状態、
命を取られても仕方がないともいえます。


そして、いやな予感は的中したのです。
中途半端な受身をとってしまった。
転がるのか止めるのか、
どっちなんだよ!(笑い)

結局、
左肩の骨で
畳をスケートしてしまった。

道着と畳にサンドされた肉が
すごい力で摩擦を起こす。

うまく表現ができないが、
前転ができずに肩で滑ってしまった。
なんということはない、

未熟で、へたなだけなのですが(笑)

受身の直後、自分の耳には確かに
肩の肉が引き裂かれるような、

不気味な鈍い音が聞こえていた。

起き上がったが痛みとショック で
冷や汗が流れ、

震えと悪寒を感じていた。
脈が速い、こんな経験は初めてだった。
きっと顔面は真っ青になっていたはずです。


痛みをこらえ運転してなんとか自宅に戻りました。
そして病院は基本、嫌いなんですが、
痛くて、痛くて「これはもう無理」と、
翌日、病院で見て貰う。

やはり、肩の筋肉の筋が切れていた。

手術までは必要ないというが、
本当なのか、なんか簡単な診察だった。

これは助かった思うべきなのか、
ともかく手術は回避できた。

とりあえず湿、布と痛み
止めを出してもらう。

その翌日は仕事でした。

三角頭巾をして上京することになる。

夜はちゃんこ鍋と熱燗を少しやったのはいいが、
ホテルでは朝まで痛みで眠れず。

全く、こんな大変な思いをすることになるとは
夢にも思わず。

これも思い出作りなのかと諦めるしかない。

肩が動かせず不便な日々が暫く続いた。

なにもせずに、黙っているわけにも行かない。

稽古は無理なので、この機会に
弱った足腰を鍛え直そうと思い、

近くの公園を走り、肩の痛みが薄らいできたのを
見はかり、
苦手な水泳まで試してみる。

もっとも泳ぐより歩く方が中心なのだが。

そうこうしているうちに
ようやく、肩が
回復してきた。

ほっとした。

前の古傷が再発する

ところが、どっこい、予想外の事故が起きた。

今度は突如、反対の腕と肩が神経痛なのか、
痛み出すではないか。

なぜ?

実は、この右肩の方は2年ほど前に
俗によく言われる、四十肩とか五十肩の症状なのだろうか、
腕、肘のだるさが長期間続いたと思ったら、
今度は肩にズキーンと重い痛みが出てきて、
寝返りがうてない。

腕がズボンのベルトやワイシャツの襟までに
手がかけられない状態になってしまった。


このときは、限界まで我慢して仕事を続け、
日常生活に耐えてきたが、

最終的に、整骨院 へ行くことになった。

この時も、水泳や走り込みをして、1年も回復に時間が
かかった。

なのに、
なんということなのか、
その右肩がまたもやぶり返したのだ。

その右肩のリハビリについては

長くなるので省略する。(笑い)

研究テーマの再確認

結局、左右の肩が回復するまでに
二年も費やすことになりました。
(実際は右肩が通算2年、両肩の故障だけで
3年稽古をサボったことになる)

けれども、すべては身から出た錆びなのです。

今日から稽古を再スタートする。
素直に嬉しい。

それだけ、僕にとって、合気道は面白く、興味深いのです。

この辺についても、機会があれば記事にしたいと考えています。



感を取り戻すのに、相当
時間がかかるだろうなあ、
と思いつつ、道場の扉を開く、

暫くぶりの顔があり、新人さんも数名見えた。

挨拶を交わし、温かく迎えてもらって感謝!。

これで、やっと僕の「合気道へぼ稽古」が開始された。 
   
帰宅後、爽快な気分となり、
以前、参加した遠藤師範の講習会の
感想メモを眺めていた。

小さなメモだが、大きなヒントでもある

今後の研究テーマをあらためて
確かめたような気がした。

1、最初に心ありき、静かなる心(凪の状態)=自然に、
 素直な心で、
正座、歩行をすれば、
 なぜか美しき姿がそこにある。


2、自然体で立つ
 ・腕をとらせ、持ち上げさせる。

 両手でも持ち上げることができない。

 コツは腕をそのまま、まっすぐに下におろす、
 腕の気持ちを下にするだけ

 背中もまた腕を伸ばすことによって、自然に伸びる。

3、入身したときには、すでに相手は崩れて
  いなければならない。

 ・いつも「腕の気持ち」を伸ばす。

 ・自分のバランスをいつも確認する。

 ・ゆっくりした動きでやる。


4、相手との間の取り方が重要
 ・自分の中心の近いポイント(移動)で技をかける。

5、動かせるところを使う
 ・掴まれているところは動かないものとして
  動くところを使う。


6、手首を柔らかく使う

今後の課題としては、
肩、腰、膝の柔軟性を作れるかどうかで、
合気道の技法、実践が狭くも、広くもなると思う。

相手の力の大きさや方向に対して
敏感に対応できるセンサー
を磨く。

それには、今からでも少しずつ、

柔らかく動かしていくことに努力したい。