ゴーン逃亡までわかりやすい過去

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ゴーン箱とともに去りぬ

「大脱走」という昔のアメリカ映画ある。スティーブ・マックイーンがバイクに乗って颯爽と逃げていく姿を思い出す方も多いのではないだろうか。

1943年、ナチスドイツ時代に連合軍捕虜の札付きの男たちが監視体制強固の捕虜収容所から「大脱走」を計画してトンネルを掘り続ける。苦労の末1つのトンネルが鉄条網の外へ到達した。ハラハラドキドキの面白い映画た。

手法は違ったがゴーンさんの大脱走は成功した。これまで話題が次から次と出てきて報道されて今も続いている。


そもそもゴーさんてどういう人で、今までの経過をまとめ的に知りたくなった人も多いのではないか?

そう思っていたら、岡野武志弁護士さん(ユーチューバーNEXT社代表)の説明がよくわかりやすいので勉強してみた。

 

生まれてから就職まで1954年~

ブラジルで誕生する、(両親はレバノン人
両親がレバノン人で、それで?今レバノンにいる。
でも逃亡先のレバノンは大変だ、今、反政府デモが続き暴動が起き負傷者まででている。

パスポートはレバノン、フランス、ブラジルのものが発行されていると報道されている。

レバノンで中等教育を受ける

やんちゃでこっそりと父の車を運転したり、クラクションの音だけで車種を当てるほど車好きだった。

成績は良かったが、一方で問題児であることも多かったみたいだ。

パリで高等教育を受ける

「パリ国立高等鉱業学校」を卒業し、工学博士の学位を取得

欧州最大のタイヤ会社「ミシュラン」に入社

ミシュランは料理の格付けで有名なので知っているかと思いますがタイヤメーカーなんです。

ミシュラン社員(1978年~

26歳:若くして工場長に就任

31歳:ブラジル「ミシュラン」の最高執行責任者(COO)に就任
 閉鎖寸前からグループ1位に再建する

35歳:北米「ミシュラン」の社長に就任
 北米でも再建成功

42歳:フランス「ルノー」に副社長としてヘッドハンティングされる

 いやはや、このようにすごく若いうちから活躍していたことがわかると思う。

大きな要因は何?か

特にゴーンは言語能力に秀でていた。いろんな言葉を流暢に操れて、自動車会社は単にグローバルというだけではなく、その工場はローカルで運営がなされている。

ゴーンは日本の工場の現場では日本語を使っていたらしい。

そういう現場の人心の掌握も含めていろん言葉が話せることがプラスに働いたのではないか。

ルノー副社長時代(1996年~

実はルノーアメリカ事業の失敗や、ボルボとの提携失敗瀕死状態だったという。

1兆円のコスト削減プランを実行して再建成功、ゴーンの得意の勝ちパターンだ。

日産との資本提携プロジェクトを任される。

 この頃から日産とルノーの橋渡しを任されるゴーンの活躍が広がり始める。

実は日産国内シェア低下海外事業の失敗で瀕死状態だった。結果負債は2.8兆円にまで上った。

そのようなことから、当時の専門家からは「落ちこぼれ同士が一緒になってもレースには勝てない」冷やかだった。

日産と資本提携するために日本にやってきた。「ルノー」社長兼「日産」最高責任者COOとなる。

日産時代(1999年~

ゴーンは「私はルノーの為ではなく日産の為に日本に来ました」とひげがない顔で述べた。

 今から20年前に日産のCOOとしてやって来た。
 
 当時の私(管理者)の記憶ではやたらと世間で「リストラ」という言葉が流行りだした頃。
 
英語の「Restructuring(リストラクチャリング)」の略語で、本来の意味は「再構築」なのだが
 人員解雇のイメージが強かった。

 ゴーンのその後のV字回復の成果は新聞にスクープとして大々的に報道されることになるのだ。

 

日産リバイバルプランを断行する 具体的には、系列の保有株1394社を6社に減らし工場数11を6に減らし 従業員2.1万人削減した。

日産180計画を達成
 販売台数「1」00万増、営業利益率「8」%、有利子負債「0
 しかも3つの目標を2年前倒し達成する(日産を最高益、財テクも使った?)

日産の会長、ルノーの会長兼CEOに、両者の統合計画を進める

一気にV字回復となり、新聞はスクープでV字回復を伝える。

当時大量のリストラを日本人がやると恨まれるので、恨みも責任もすべて自分たちは知らんぷりして丸投げして外国人に頼ったという見方もされた。

自分の会社が将来同じようになるのではないかと危惧したサラリーマンが多かったのではないか
でもいまやごく普通のことであまり驚かないだろう。

ゴーンの凄さと私物化

ゴーンの凄さは、組織のしがらみがない合理化計画を一気にやったことだ。

まあ、日本人がこれほどの規模で同じ日本人を斬ることはなかなかやれないだろうな。
やらなければいけないのがわかっていいても、顔をみえたり、組織のしがらみなどで
どうしても断てないのが日本人の特質だろうし。

外国人ならではの強みで一気にやってしまったのだ。

二人目の奥さんとの結婚式でも何十億もかけて行われたりした。

ゴーンは本来、雇われ経営者であり会社の株式を過半数持っているという株主ではない。
株主を代理して経営する立場なのだが、

20年間もの長い間、実績十分のゴーンに周りの誰も逆らえないし、文句を言えない。

絶大な権力をもつことになり、日産そのものを私物化して今回のトラブルに繋がった。

ゴーンはなぜ逮捕されたのか?

ゴーン側の主張】

起訴された事件2つ
 ①金融商品取引法違反(報酬約50億円+約40億円を過少報告

 本丸はこっち
 ②特別背任罪(1470万ドル+500万ドル=約20億円相当を私的流用など)

 まあ、ゴーンにしてみたら大した金額でないのかもしれないが、庶民感覚では眩暈がする額だろう。

ゴーンが主張する「日産クーデーター説」とは?

元々フランス政府(ルノー大株主)が「日産」の利益や
経営資源を欲していた。

ゴーンが「日産とルノーの統合」を画策していると考え、日産叩き上げの社員が
フランスは大株主はあるが、日産は日本の会社であり、日本のやり方がある。

「フランス政府に口を出されるなんて嫌だ!」と言って、
ゴーンから見てクーデーターを起こされて、自分は嵌められたというもの。

 

 

ともかくゴーンは『大脱走』した。

日経新聞によると2003年以降、18年までの16年間株主がゴーン氏に支払った報酬推定は300億円をゆうに超えるという(有価証券報告書からの確認)。

非常な大きな金額となっているが、COOとかCEOの海外水準はこんな感じなのか、びっくりぽんだ。

因みに、報酬問題で辞任した、ゴーン氏追放の中心人物、西川前社長は4億円弱とされる。

逃亡先のレバノンで記者会見して、無実の主張と日本の司法批判を延々とまくし立てたが、

目新しい話はないというのが大勢だ。自信満々と尊大は紙一重。

テレビに映るゴーン夫妻は一見笑顔で落ち着きを見せているのだが。

あなたはどう感じたのだろうか?

 

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