GDP(国内総生産)の意味と読み方、景気や豊かさを計る重要な指標といわれるのはなぜ!?

GDPの見方、読み方

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Saruです。

一国の経済力の強さを表す指標にGDP(国内総生産)があります。

Gross Domestic Product(グロスドメスティックプロダクト)の略です。

GDPの指標は株式市場や為替市場などのマーケットや景気対策にも大きな影響を与えます。

ニュースや新聞などで頻繁に取り上げられていますので、投資を行う際は必ずチェックしておきたい指標なんです。

GDPの見方や参考の仕方についてお伝えします。

 

GDP(国内総生産)とはなにか?

1.GDPは国内で一定期間内に生み出されたモノやサービスの合計

国内経済活動によって新たに生み出された財・サービスの付加価値の合計をいいます。

要は日本が稼いで儲けたお金です。

内閣府が年に4回発表しています。

2.GDPと三面等価の原則

GDPは生産面、分配面、支出面の3つの方向からみることができますが、それらは結果的に同じ金額になります。

つまり、生産=分配=支出となるのです。


これを三面等価の原則といいます。

経済の循環は、財・サービスの生産、生産された財・サービスの価値(収入)の分配、分配された価値(収入)の消費という、 一連の流れで成立しているため、生産・分配・支出が同一になるということです。

3.支出面からみたGDP

少し見づらい表ですが、GDPを支出面から見ると、国内需要は大きくは2つに分かれており、

民間の消費支出が圧倒的に政府の消費支出を上回ります。

FP試験とGDP国内総生産

 

4.名目GDPと実質GDPの違い

国内総生産(GDP)には「名目GDP」と「実質GDP」の2種類があります。

名目GDPはそのときの市場価格で一定期間に生み出された付加価値(経済活動)を評価した額を基に算出します。

一方、実質GDPは名目GDPから物価変動の影響を除いた額を基に算出します。

経済の成長率は、一国の経済規模の1年間における成長率をいいますが、一般的には「実質GDP」の伸び率のことをいいます。

GDPが実質値で拡大している国が、経済成長している国であり、元気で豊かになっていると言われるのは、

三面等価の原則のとおりGDPが分配の合計、言い換えると所得の合計額が大きいからです。

 

なぜGDPの速報値が発表されているのか?

実際のGDPの発表については、まず、速報値という表現をとっており、
内閣府から一次速報と二次速報の二つに分かれて発表されています。

内閣府のGDP発表予定はこちら

確報値は翌年の12月でないと発表されていません。

 

国内総生産(GDP)は、その国が1年間に生み出した付加価値の合計ですから、
正式なGDPの数値が分かるようになるまでには、次の年まで待つ必要があります。

しかし、政府や市場関係者などGDP統計を政策やビジネスに活用したいと考えている人
にとっては、それではタイミングが遅すぎます。

このため、内閣府では、できるだけ早く直近のGDP成長率が分かるよう、
四半期ごとに速報値と呼ばれるものを発表しているのです。

日本のGDPは縮小傾向?

2018年度の日本は名目GDPでみると、世界第3位となりおよそ約4.9兆ドルでした。

90年代以降はアメリカとのGDPの差が拡大、2010年に中国に抜かれて以降は中国の差も拡大しています。

世界のGDPランキング2018
(IMF統計に基づく名目ベースのGDP(国内総生産)総額)
(単位は百万米ドル;米ドルへの換算は各年の平均為替レートベース)

1位 米国(20,580,250)

2位 中国(13,368,073)

3位 日本(4,971,767)

4位 ドイツ(3,951,340)

5位 イギリス(2,828,833)

6位 フランス(2,780,152)

7位 インド(2,718,732)

8位 イタリア(2,075,856)

9位 ブラジル(1,867,818)

10位 韓国(1,720,489)

11位 カナダ(1,712,479)

12位 ロシア(1,657,290)

 

名目GDPを人口で割った一人あたりの名目GDPで見ると日本は、世界26位(約3万9千ドル)

アメリカ9位、中国72位となり、人口によって経済大国の基盤が作られていることになっています。

ちなみに1位は、ルクセンブルク、2位以降は、スイス、マカオ、ノルウェー、アイルランド、アイスランド、カタールと続きます。

GNIは日本国民の儲け

GDPは日本の儲けなんですが、国民の儲けとはいえません。

なぜかというと、日本にいる外国人の消費が含まれたり、逆に外国にいった日本人の消費が含まれていません。

そこで、日本人の儲けを把握するための指標が、GNI(国民総所得)です。

GNIは国民のすべての所得を合計したものですから、「三面等価の法則」で、生産=分配=支出の説明をしましたが、

モノやサービスの付加価値の合計額であるGDPも基本的にGNIと一致することになります。

もっとも実際には、過剰な在庫や物資の不足などにより計算の誤差を補正しています。

まとめ

国内総生産(GDP)は市場を動かす材料として注目されます。

なので投資にあたっては、必ずチェックしておきたい指標です。

GDPは、国内経済活動によって新たに生み出された財・サービスの付加価値の合計です。

どれだけ儲けたのかわかる指標です、その国の経済力、豊かさがわかります。

GDPは生産面、分配面、支出面の3つの方向からみるそれらは結果的に同じ金額
になります。それを三面等価の原則と呼んでいます。

GDPには、名目GDPから物価変動の影響を除いた額を基に算出した実質GDPがあります。

日本人の儲けを把握するための指標として、GNI(国民総所得)があります。

国内総生産(GDP)は誰もが知る非常にポピュラーな経済指標であり、数値の見方や用語の意味を知ることは経済がどのように変化しているのか理解することに繋がります。

 

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