FP試験GDPの意味と大事な景気指標を覚えて損はない

GDPとFP試験

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Saruです。

FP試験に勉強して合格するとニュースが今まで以上に、自然に耳に入り目に止まる。

それだけ内容が暮らしに近くエリアが広いからだ。

たとえば今まで、通り過ぎていただけのこんな報道にも注意することになる。

「内閣府が20日発表した、2019年1月~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値物価変動を除く実質で前期比0.5%増となり、このペースが1年間続くと仮定した年率換算は2.1%増となり、2四半期連続のプラス成長だった」


GDP(国内総生産)は、FP試験3級や2級にも出題されることが多い。

GDP(国内総生産)とはなにか?

1.GDPとは
国内経済活動によって新たに生み出された財・サービスの付加価値の合計をいう
内閣府が年4回発表する。

2.GDPと三面等価の原則
GDPは生産面、分配面、支出面からみることができ、生産=分配=支出となる。

これを三面等価の原則という。

3.支出面からみたGDP
FP試験とGDP国内総生産

4.経済の成長率とは一国の経済規模の1年間における成長率をいい
一般的にはGDP(実質GDP)伸び率のことだ。

そして、実質GDPとは、名目GDP(GDPを時価で評価したもの)から物価変動
影響を取り除いたものをいう。

GDPが実質値で拡大している国、つまり、経済成長している国が元気
豊かになっていると言われるのは、三面等価の原則のとおり
GDPが分配の合計、すなわち所得の合計額でもあるからだ。

日本の経済成長は縮小している?

日本は、令和となり時代が変わったけれど平成の30年間は、結局、デフレを解消することができなかった。

デフレの国が賃金を伸ばすのは「不可能」だと言われている。

所得の縮小と価格の下落が悪循環を描いて進行するのがデフレーションだからだ。

日本経済のGDP縮小の危機!中国に完全に抜かれ、へたをすれば、
韓国にも追いつかれ抜かれてしまうという、衝撃な本にも出会った。

この辺については、「日本経済2020年危機
(経済学の「嘘」が日本を滅ぼす)」
三橋貴明著(経営科学出版)が分かりやすく解説している。

なお、実際のGDPの発表については、まず、速報値という表現をとっており、
内閣府から一次速報と二次速報の二つに分かれて発表される。

1月~3月のGDPは、一次速報にあたります。

今後の予定については内閣府のHPで確認できる。
内閣府のGDP発表予定はこちら

ちなみに、確報値は翌年の12月でないと発表されないようです。

なぜ速報値が発表されているのか?

国内総生産(GDP)は、その国が1年間に生み出した付加価値の合計ですから、
正式なGDPの数値が分かるようになるまでには、次の年まで待つ必要があります

しかし、政府や市場関係者などGDP統計を政策やビジネスに活用したいと考えている人
にとっては、それではタイミングが遅すぎます。

このため、内閣府では、できるだけ早く直近のGDP成長率が分かるよう、
四半期ごとに速報値と呼ばれるものを発表しているのだ。

 

2四半期連続のプラス成長でも中身が問題

2四半期連続プラス成長にも関わらず、喜べないのケースもある。

例えば以下の事例で支出面からみた前出3.GDPの図と速報値概要を見てみる。

2019年1~3月期GDP速報値の概要

実質GDP   0.5(2.1)
 個人消費 ▲0.1
 住宅投資   1.1
 設備投資 ▲0.3
 公共投資   1.5
 内需寄与度   0.1
    輸 出 ▲2.4
    輸 入   4..6
 外需寄与度   0.4
名目GDP   0.8(3.3)

※季節調整済もの前期比増減率%
 寄与度はポイント。
( )内は年率換算、▲はマイナス

表面上の数値だけではなく、構成要素をみないといけない。
たとえば、こんな中身が読める。

①対米貿易を抱える中国経済の鈍化で輸出振るわず

②内需も企業の設備投資個人消費減少に転じて停滞した。

内需の弱さを映して輸入大きく減ったことによる押し上げ効果
大きく実態は勢いを欠いた。

単純に喜べないということが分かります。

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